星の戯言

日々思ったことを徒然なく書いています。 〇東洋医学・漢方学 〇寺社仏閣・神道 〇占星術などの占術 が多いと思います。 どこまでも「真理」を追究することをモットーに。 いつまで続くかわかりませんが、どうぞよろしくお願いいたします。

2020-02-01から1ヶ月間の記事一覧

やめることの難しさ

私は「〇〇を食べないでください」という指導があまり好きではありません。 食べるか食べないかでいえば、食べない方が身体にいいことはわかっています。 しかし、それほど「やめること」は難しいのです。 結論から言うと、結局、自分に負けているのです。 …

中途半端

私は西洋医学と東洋医学は相容れないものだと考えています。 なぜ、そう考えるかというと、「理論が破綻する」からです。 例えば、「麻黄湯」がインフルエンザの予防効果があると近年いわれています。 言わずもがな、麻黄湯は「解表薬」です。 解表薬とは外…

体質改善に投資する人

漢方薬で「体質改善」を目指し、自分に投資する人たちがいます。 はたして、漢方薬で体質改善は可能でしょうか? 私はいつも、内因病は「中心にある臓」から始まるといっています。 この傾向は、お薬を飲もうが飲もまいが変わりません。 そして、ほぼ、この…

薬が人を治すわけではありません

漢方を勉強されている方に、「いくつぐらい方剤を知っていますか?」と聞かれます。 私は30も知りません。 多く知っていればよいというものではないと考えているからです。 私はいつも言っていますが、「薬が人を治す」わけではないのです。 病気とは「気の…

やることはいつも、何年経っても同じ

新型コロナウィルスが巷を騒がせています。 私は何も慌てていません。 どんな病気が相手でも、いつも同じです。 相手が西洋医学的にどんな名前がつこうが、東洋医学では外邪は基本「傷寒」か「温病」しかないのです。もちろん六淫は加味します。 傷寒であれ…

春の養生 その6

先日、少し興味があって、春(概ね4月程度まで)に旬の野菜の性味を調べてみました。 アスパラガス:甘苦 うど:辛苦 かぶ:辛甘苦 カリフラワー:甘 (春)キャベツ:甘 えんどう:甘 じゃがいも:甘 しゅんぎく:辛甘 せり:甘辛 ぜんまい:甘 そらまめ:…

未病の「病」とは何か?

「未病予防」という言葉がもてはやされています。 「未病」という言葉が使用された『黄帝内経』では、「聖人は未病を治す」と書かれています。 一般的には、「病気になる前の段階」と解釈されていますね。 では、いつから病気が始まるのでしょうか? 例えば…

自分の中心にある「五行」 その2

前回の続きです。 hoshinozaregoto.hatenablog.com 中心にある五行がわかれば、人生まで伺えます。 これは易学や五常を考えれば、概ね見えてきます。 だから、これからの人生のために「今、何を伝えればよいか」を考えるのです。 「養生」とは「人生」を含ん…

自分の中心にある「五行」 その1

私はよく「肝の人は・・」とか「肝がベースの方は・・」などと言います。 これは、私独特の概念(一部、同様におっしゃっている方もいますが)で、人の中には「中心になる五行」が存在すると考えています。 それはどうやってわかるのか? いや、わかりません…

食医と薬膳

「薬膳」を勉強されてる方に、いつも、「料理で最も大事なものは何だと思いますか?」と質問してしまいます。 昔の中国には、食事や料理を持って、皇帝の健康を管理する「食医」という官職がありました。当時では最も位が高かったと言われています。 この方…

貴方の言葉は「誰」に向かって言っているのか?

結論から言えば、「自分」に向かってです。 以前、「言葉は自分に返ってくる」というお話をさせていただきました。 hoshinozaregoto.hatenablog.com これは単純に「良いことを言えば、良いことが返ってくる」「悪いことを言えば悪いことが返ってくる」という…

「養生」とは

「養生」とは「生を養う」と書きます。 では、「生」とは何でしょうか? 養生ということを考えるときに、私は同時に考えていることがあります。 「QOL」という言葉です。 「QOL」とは「Quality Of Life」の略で、一般的に「生活の質」と翻訳されています。 …

花粉症の原因

花粉症の季節になってきました。 花粉症の原因は花粉でしょうか? 確かに杉の数というのはいまだに増えています。 一見、杉の量と花粉症患者の数が比例しているように見受けられます。 でも、そうであれば、地方の杉林近隣の方々は、みんな花粉症ですよね?…

自分の中の「神」

以前、東洋医学では「神」は自分の中にいると考えるというお話をさせていただきました hoshinozaregoto.hatenablog.com これらは神道にも通じる考え方です。 神社の本殿や、自宅の神棚などに「鏡」が置かれているのを見たことがありますでしょうか。 「鏡」…

何が「普通」なのかを知る

バレンタインデーにはよくチョコを食べますね。 女性は本当に甘いものが好きです。「別腹」とは本当にあるそうですよ。 そして漢方や養生の世界ではこう呼びかけられます。 「チョコは食べない方がいい。」 よく、東洋医学的な指導で、「〇〇はやめてくださ…

ブログの趣旨

すでに何人もの方々がブログを見ていただいているようです。 ありがとうございます。 私は万人受けするような記事を書くつもりはございません。 人気ブロガーになるつもりも、ぼろ儲けするつもりもございません。 ただただ、『黄帝内経』などの古典を読み解…

漢方薬と五味

漢方薬はまずくて飲めないという方がいらっしゃいます。 オブラートなどで包んで飲むなどされる方々がいらっしゃるようですが、それは間違っています。 飲み方が間違っているわけではありません。 「証」が間違っているのです。 中医学的に漢方をとらえる先…

必要な人のところへ

先日から「マスクの不足」が叫ばれており、これが本来、治療を行うような医療機関においてもその影響を受けているようです。先ほどもTVのコメンテーターが「必要な人のところへ」と訴えておりました。 この方は自分はマスクをしない(買わない)のでしょうか…

春の養生 その5

季節の養生とは少し話ははずれますが・・・。 「肝」の人が周りの人を元気にする魔法の言葉があります。 それは、「ご自愛ください」。 通常、「お身体を大事になさってください」という意味でつかわれていますが、本来はそのまま「自分を愛してください」と…

春の養生 その4

先日、「つわりがひどくなって・・」と友人から相談を受けました。 つわりの原因もいろいろありますが、「肝」の気が下から上に突き上げてくることが原因の一つと言われています。春はさらに「内風(体内を下から上に吹く風)」が加わり、悪化しやすいのです…

春の養生 その3

この季節は美を高めるチャンスでもあります。肝の活動時間は夜中の1〜3時であり、このときに体中のデトックスを行います。 春はこの活動が一番活発に行われるわけですね。なので、「いつもより少し頑張って養生すれば、より美しくなれますよ」と背中を押して…

春の養生 その2

やはり、先日から「イライラして・・・」と相談されることが増えています。私は薬膳の専門家ではないので正しいかどうかはわかりませんが、「少し辛味を摂ってみましょう」とお伝えさせていただいています。東洋医学では「金剋木」(相生・相克の関係につい…

春の養生 その1

2月4日は「立春」でした。暦の上ではやっと「春」ですね。まだまだ、寒い日が続きますが・・・。 春になると、イライラしたり、怒りっぽくなったりします。東洋医学では、春の季節は、五行でいう「木」や五臓でいう「肝」と関わっていると考えられています。…

とりあえず始めてみます。

こちらでは日々思ったことを徒然なく書いていきます。 〇東洋医学・漢方学 〇寺社仏閣・神道 〇占星術などの占術 が多いと思います。 ブログは徐々にカスタマイズしていく予定です。 いつまで続くかわかりませんが、どうぞよろしくお願いいたします。 (twit…