自分の中心にある「五行」 その2
前回の続きです。
hoshinozaregoto.hatenablog.com
中心にある五行がわかれば、人生まで伺えます。
これは易学や五常を考えれば、概ね見えてきます。
だから、これからの人生のために「今、何を伝えればよいか」を考えるのです。
「養生」とは「人生」を含んでいることは、先日お話しさせていただきました。
「肝の人」であれば、必ず「慈悲」が付きまといます。
しかし、これに気づく人はほとんどいません。
自分の「中心」は、一番気づきにくくできているのです。
だから、未病を過ぎてしまって、症状として現れるのですね。
一番近くにあるものが、一番見えないのです。
一番近くにあるものが、一番遠くに感じるのですね。
そしてもう一つ大事なことは、五行は必ず「全て」存在するということです。
当たり前ですね。全てが揃わないと人間は成り立たないはずですから。
しかし、「自分の中心は〇〇だ!」とわかると、それしか見なくなることが多いのです。
「自分は〇〇座だからこんな人間だ!」と言っているのと同じですね。
人間は他者のことはよく見えます。
自分のことはよく見えていません。
いつも他人が自分のことを教えてくれているのです。